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そがべ候補 独自取材

★いなざわ市長選リポート★

【vol.27 そがべ候補 独自取材!】

そがべ博隆(無所属・共産推薦)

「ひとりひとりが大切にされるまちづくりを」
愛媛県出身。アイコク工業に就職し、祖父江町(現 稲沢市)へ。昭和63年、祖父江町議会議員に当選し、合併後には稲沢市議会議員として平成27年まで務める。
大学時代に学生寮の自治会役員として運動していた経験が、その後の政治活動に活きる。

◎リニアインパクトにあわせた開発は必要ない

1980年代、日本全国が開発に沸き、今となっては負の遺産ハコモノが、とても多く建設された。この例を見ても分かるように、開発重視の政策というのは失敗する。
稲沢には、特に祖父江地区には、緑が多く残っていて、子育てには最適な環境だと思っている。こういった自然を次世代へ遺すほうが、よほどいいと思っている。

◎地元にカネが落ちる政策を

東京一極集中が加速し、地方にはカネが回っていない。例えば、市の受託事業にしても、東京や名古屋の企業に入札され、地元の企業にカネが落ちないシステムになっている。これでは、地方は疲弊する一方だ。
住宅リフォームには多くの業者が関わるので、これが地元にカネが落ちる最も良い事業だと考える。私が市長になったら、住宅リフォームに助成金を出して、地元の業者が潤うような施策をとりたい。

◎賃金カットに反対

行政改革と言うと、人件費の見直しが一番のやり玉にされるが、人件費は削るべきではないと考えている。行政の事業が外部委託されると、確かに費用は安くなるかもしれないが、そこでは民間企業による賃金カットが待っている。人件費を削るということは長い目で見れば、誰も幸せにはしない。

◎ひとりひとりを大切に

祖父江町議会議員になったのは、道路舗装の町民の自己負担金がきっかけ。貧しい家庭は負担金を支払うことができず、その自宅前だけが舗装されないまま、村八分のような目に遭うという状況が起きていた。貧しいばかりにそういった目に遭わなければならない社会に疑問を感じ、町議会議員に立候補した。

現代では、病気で働けなくなった人、派遣などの非正規雇用で働いている人たちが、切り捨てられてしまっている。
こういった現状を解消し、一人ひとりが大切にされるまちづくりを行いたい。

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◎よかった点(永井の目線)
人口減少と少子高齢の社会となった今、本当にひとりひとりが大切にされる社会の形成は、必達課題だと改めて感じた。また、市民一人一人を大切にしたいという思いの強さは、4人の候補の中で一番だと思った。

◎いまひとつな点(永井の目線)
具体的な施策として聞けたのは、住宅リフォームへの助成だけだった。一人ひとりが大切にされる稲沢市にするための具体的な策を、ほかにも聞きたかった。

 

※この投稿は、そがべ候補への投票をよびかけるものではありません。

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